さて、前回に引き続いて、危険生物特集〜。

 

今回の生物は、世にも恐ろしい微生物

肉眼でほとんど確認できないため、気がついたときにはすでに時遅し。

a7eb077a924a6deb7189f58b4f84575c

 

そんな恐怖の微生物たちを紹介しましょう。

スポンサードリンク

 

 

微生物編

 

・フォーラーネグレリア

Naegleria_trophA

 

ネグレリア・フォーレリとも呼ばれる。

通称・殺人アメーバ

 

25℃~35℃の温かい淡水に棲息し、鼻から人間の体内に侵入する。侵入後、脳まで達してそこで酵素を出して脳を溶かし、栄養にして増殖していくという。

 

発症すると発熱や悪寒、頭痛などの風邪のような症状に始まり、嘔吐を繰り返しやがて昏睡して死に至る。

感染すること自体が非常に稀だが、致死率は95%。感染したらほぼ助からない。

 

日本でも死亡事例があり、発症から9日で亡くなった。患者の脳は原型を留めない程に溶けていたそうだ。

温暖化が進むことでアメーバが生育できる環境が増える恐れがある。

 

温泉など、循環器を使用しているところで多く見つかっており、注意が必要。

 

 

・ボツリヌス菌

09

 

有名なので、ご存知の方も多いかと。

 

実は自然界最強の毒といわれ、0.5キロで人類を全滅できるほどの毒性をもつ。(1グラムで100万人の致死量

 

食中毒として発症することが多く、日本でも死亡事例あり。

 

ボツリヌス菌自体は高温に耐性があるが、毒素は100℃1~2分で無毒化できる。

 

そのあまりに強力な毒性のため、生物兵器としての利用が危惧されている。

一方、ボツリヌス菌は美容整形でもしわを消すために使われる。ボトックス注射というやつ。

容量、用法を守って正しくお使いください。

 

スポンサードリンク

 

・エボラウイルス

1

 

2014年に感染拡大が発生したことは記憶に新しい。

 

致死率は50~80%にもなり、最も危険なウイルスの1つとして数えられる。

致死率・感染率ともに非常に高い恐怖のウイルス。

感染者の血液・体液・分泌物・排泄物などに接触することで感染が広まる。

 

また、ウイルスに感染すると普通は免疫がウイルスを攻撃してくれるが、エボラウイルスはデコイ(おとり)を放って免疫から逃れるという。

おそるべし。

生物兵器に使われるかもしれんしね。

 

→生物兵器はこちら

 

 

・芽殖孤虫(がしょくこちゅう)

MINOLTA DIGITAL CAMERA

 

微生物とは違うけど。。

寄生虫ですね。

 

本来、人間に寄生する種ではないので、人間に寄生しても成体になれず幼虫のままだという。

人間への感染経路は不明とのこと。

 

人間に寄生すると、体内で増殖していたるところに転移する。皮下組織、筋肉、内臓、骨、脳とあらゆるところが虫だらけになる。

 

で、そのまま体内が破壊されて死に至る。全身に回るため摘出手術も不可能になり、致死率は100%

世界の症例の半数が日本だという。

 

昔、ぬ~べ~ででっかい寄生虫が出てくる回があったんだけど…

 

虫、超こわい((((;゚;Д;゚;))))

 

 

・狂犬病

inu

 

こちらも有名。

毎年、世界中で5万人もの人が亡くなっている。

 

ワクチンがあるので発症前に打っておけば助かる確率が高いそうですが、一度発症してしまうと致死率はほぼ100%

 

感染した犬やコウモリに咬まれたり引っかかれたりすることで人間にも感染する。

 

幸いにも日本は狂犬病清浄地域とされ、ウイルス感染が少ないが、世界的に見ればそういう国は非常に少ない。

なので海外旅行先では犬に咬まれないようにしましょう。

 


 

 

いかがだったでしょうか。

気をつけても気をつけようがないやないか!

 

その④はこっちじゃよ。